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最終的には理想より生活する現実が大事

不動産の取得は建物に重点がおかれます。
それは生活空間が土地(敷地)ではないからです。
賃貸でも持ち家でも、毎日暮らす(過ごす)スペース次第で、快適にも窮屈にも感じるものです。
独立型キッチンでもダイニングキッチンでも、毎日の食卓には彩りも必要です。
設備・機器の組み合わせ次第で食卓の印象は様変わりします。
よく、子どもと一緒にキッチンに立ちたい、料理しながら子どもの動きをチェックしたい、こうした内容で間取りを選びます。
しかし、いつもより料理が美味しそうに見えたり、食事の時間が楽しくなる、そうしたルームスタイルも考えてみましょう。
キッチンは女性の独占欲が強く現れるスペース、魅せるキッチンが最近の流行りです。
ですが、最終的には統一感があって作業がしやすい(使い勝手)キッチンが理想的なのです。
真っ白い壁紙、しかしタイル貼りにすればサッと汚れも拭き取ることができ、清潔感さえ演出できます。
最近の注文住宅では、庭ではなくキッチンの中でプチ菜園がしたい要望に応える設計図も提案されています。
野菜の育成には日照不足のある地域、敷地もあるはず、補光用のLEDライトを搭載した貯蔵室を作り、葉物野菜やハーブなどを栽培できるキッチンも一から作れるのです。

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